こんにちは!コツコツ勝つコツ、すてっぷらくだです!
今回は、私の実体験に基づく中小企業診断士の一次試験に関して記事を作成していきます。
- 一次試験はどれくらい勉強が必要?
- 今の仕事が忙しくて勉強する時間が取れない!
- 試験までのスケジュールに合わせて勉強の戦略はある?
このような問題に対して私なりに答えていきたいと思います。
なお、私は現在中小企業診断士の2次試験を絶賛勉強中の身なので、中小企業診断士ではありません。自分が体験した内容をタイムリーに伝えながら、皆さんと一緒に成長出来たらというのが本ブログの方針で、その気持ちでブログを作っています。なのであまり偉そうに投稿しないように気を付けたいと思いますし、各課目の詳細の解説などは、別の方にお任せしようと思います。
目次
一次試験の概要
◆科目情報に関して
いろんなWEBページに記載されていますが、中小企業診断士の一次試験は毎年8月の初旬に行われ、マークシート形式での解答となります。試験科目と時間は以下の通りです。
※一般社団法人 中小企業診断協会 参照
参照リンク: https://www.j-smeca.jp/attach/test/r05/r05_1ji_annai.pdf
上図の通り、科目は①経済学・経済政策、②財務・会計、③企業経営理論、④運営管理、⑤経営法務、⑥経営情報システム、⑦中小企業経営・中小企業政策 以上7科目の構成です。また、時間配分も60分と90分に分かれます。
難易度に関しては、これは個人の仕事のバッググラウンドに大きく関わるので、人によるというのが答えになるかと思いますが、個人的な感想としては、
暗記もの: 企業経営理論、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策、
計算・分析もの:経済学・経済政策、財務・会計、運営管理
以上の分け方をすることができ、それに沿って勉強を行うのもありかもしれません。
また、2二次試験に深くかかわらない、①経済学・経済政策、⑤経営法務、⑥経営情報システム、⑦中小企業経営・中小企業経営を初年度に終わらせ、2次試験に大きく関わる③企業経営理論、④運営管理、⑤財務・会計を2年目に合格する戦略も一般的です。
受験資格と一次試験合格要件
中小企業診断士には学歴や年齢、実務経験といった受験資格は定められていません。また、合格要件は以下の通りです。
・総得点の60%以上かつ、すべての科目で40点以上
・科目ごとの合格基準は、満点の60%以上
・1次試験で合格した科目は3年間の有効期限あり。 1次試験で不合格となった場合でも、
合格した科目があれば2年後までの試験では、その科目が免除可。
上記の通り、科目ごとの合格基準が設けられており2年後までの試験は免除が可能であるため、個人の受験戦略によっては、複数年かけて合格を狙う人もいます。
ちなみに、わたくし、すてっぷらくだの結果としては、、、
1年目:全科目不合格(爆)
2年目:総得点60%以上で合格
以上の結果となっています。
合格までの勉強量
次は、合格までの勉強量を説明します。。が、これは個人の現在やっているお仕事の関係や大学の学位等が大きく関わります。
大した労力をかけないで合格する人も言えれば、多大な労力をかけて合格する人もいます。
その為、以下はわたくしすてっぷらくだのバッググラウンド前提で合格までの勉強量を説明しますので、あくまで参考としてみてください。大事なのは、自分の立ち位置をしっかり理解し、自分なりの合格までの最短ラインを見つけることだと思います。
すてっぷらくだの合格までの勉強量
上図ですが、縦の一次軸が累積の勉強時間、二次軸が週当たりの勉強時間となります。また、横軸は合格までの日程となります。
上図の通り、私の場合は、初年度は5時間/週(日当たり45分)で累積200時間程度で試験を挑み、見事撃沈(正直、ナメてた。。。)。二年度は累積500時間程度で、合格しています。もちろんセンスのいい方はこれよりもっと少ない時間で合格に至るかと思いますが、平均/中くらい人間の すてっぷらくだだとこの程度となりますので、参考にしていただければと思います。
勉強方法に関して
次は勉強方法に関してお伝えします。勉強方法は、試験までの時期に応じて下記をおすすめします。
半年以上前: 基礎知識強化を目的に、参考書の内容を覚える
半年~1か月前: 過去問題を解き、不正解の部分+関連エリアの強化を行う
1か月前~試験直前: 自作ノートの再復習、想定される参考文献を確認
半年以上前:基礎知識強化を目的に、参考書の内容を覚える
個人的な意見となりますが、中小企業診断士の試験ですが、よほどセンスのある人、専門家でなければ専用の参考書やWEB講座の情報なしでは高得点を出すのは難しいと思っています。
その為、合格するためには、多少の金銭的コスト負担はやむなし!の気持ちで勉強することをお勧めします。すてっぷらくだのおすすめする参考書は以下の通りです。
①みんなが欲しかった中小企業診断士の教科書 上下巻
媒体:書籍
発行元:TAC
②スタディング 中小企業診断士講座
媒体:WEB講座
発行元:スタディング
どちらも超有名教材ですね。他にも多くの教材があるかと思いますが、私においては、おとなしく大手教材に頼って勉強を行いました。
どちらも基礎的な情報は似たり寄ったりなので、初期においてはどちらかだけを購入でもいいと思いますが、仕事が忙しくてまとまった時間が割けない!という方は、電車通勤の隙間時間で携帯で勉強できるスタディングがおすすめです。
次節に説明します、過去問の不正解の関連エリアの強化を勉強するとき、片方では説明がされていない場合があるんですよね。
それを補完するために私は参考書を2つ用意しています。もちろんWEBでフリーの情報でカバーすることもできると思いますので、それぞれの状況事情に合わせていけばよいかと思います。
半年~1か月前: 過去問題を解き、不正解の部分+関連エリアの強化を行う
次に半年=1か月前の勉強方法です。正直、私が1年目で落ちた理由はここの時間帯を多くさけなかったことが原因かと思います。
いわゆる、泳ぎ方を学んでも実際に泳いで練習しないと泳ぎをマスターすることができない理論と同じです。
上記で挙げた参考書ですが、基礎を学ぶにはとても参考になる良書なのですが、あくまで基礎です。個人的には経営法務、経営情報システムあたりは参考書だけでも合格点をだせるかと思うのですが、それ以外は難しいと思っています。
具体的には、
- 過去問題を解く
- 採点を行い、正解したけど理解が怪しいところ、間違ったところを参考書で補強
- 補強する際、one noteなど、自分が簡単に再確認できる媒体にメモしておく
以上をお勧めします。3に関しては、参考書だけではなく、WEBを参照することも視野に
すぐにキャプチャ⇒貼り付けできるone noteを多用していました。
1か月前~試験直前: 自作ノートの再復習、想定される参考文献を確認
ラストスパートとなります。試験直前は、上述した自作ノートの見直しで不得意分野の再確認を行ってください。
また、経済学・経済政策や中小企業診断士の前半問題では、世界、日本情勢にまつわる問題が出てきます。その為、各国のGDP、物価、金利、中小企業診断士白書等の参考文献をおおまかに確認しておくことをお勧めします。
参考まで、私が事前確認したリンクを張り付けておきます。
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html
実際に私が受けた23年ではその類の問題がでてきて、「とける!とけるぞぉ!うぉぉぉぉぉ!!!!」とテンションが上がった記憶が残っています。
いかがでしたでしょうか?少しでも本記事を読んで中小企業診断士試験受験の興味がわいてくれると嬉しいです。
今日はこれまで!
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