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近年、働き方の多様化や副業を解禁する企業の増加から、副業を考えている方もいると思います。
もし副業で月数万円を稼ぐことが出来れば、生計も楽になりますし、ちょっとした贅沢ができますよね💰
そんな私も本業とは別に、ブログ・物販・せどり・コンサルタントなど、様々な副業を行ってきました。
しかし、それらの副業を通して思ったのが、所得水準に応じて副業をやるべきかどうか、または副業の種類を判断をすべきと言うことです。
今回は、この筆者の意見に対して詳細を説明していきたいと思います。
筆者の言いたいことは、以下の通りです。
・所得水準 高の層は、副業しないことも選択肢、やるなら資金力を活かした副業を
・所得水準 中の層は、ストック型副業で時間をかけて収益力を高めよう
・所得水準 低の層は、フロー型副業で短期間で資金を獲得し所得水準 中に早期移行しよう
それでは、詳しく説明していきますので、是非目を通してみてください!
世はまさに副業の大航海時代!
昨今、副業の種類は多岐に渡っています。
せどり、アフィリエイトブログ、オンライン秘書、動画編集、プログラミング、スキル販売、等々、数え出したらキリがありません!
まさに”副業大航海時代”と言ってもいいでしょう。
そんな山のような種類の副業に対して、皆さんはどのようにして副業を選びますか?
「自分の趣味を活かす?」
もちろん、それができたらいいですね。「好きこそものの上手なれ」、好きなことをやりながらお金を稼げるなら、それに越したことはないです。
「自分の仕事の延長線で副業をやってみる?」
これもいいですね!本業の延長線であれば、既にプロ級のスキルがありますし、副業しやすいかもしれません。
しかし、そんな人はおそらく副業をやっている全体の中で、ほんの一部なのではと思っています。
おそらく大半は、「お金に結び付く趣味なんてない・・・」「副業に活かせそうな仕事に就いていない・・・」と言う方ばっかりなのではないでしょうか?
今回は、そのような方をターゲットに、少しでも副業選びの指針となるように、ご自身(またはご家庭)の所得水準に応じた副業選びをお伝えしようと思います。
日本の所得分布状況
まずは、日本の所得分布を見ていきましょう。
急に所得分布!?と思われたかもしれませんが、現在の日本国民の所得がどのような構成になっているのか、そして自身がどのエリアに属しているのかを理解するのは、とても重要ですので、お付き合いいただけると幸いです<(_ _)>
以下グラフは、厚生労働省が公表している所得金額階級別世帯数の相対度数分布(令和5年調査)となります。

上図の通り、左に大きく偏ったグラフになっていますね。
世帯数全体から見て”真ん中”の所得を得ている世帯、つまり中央値は405万円となっています。
この中央値未満の所得世帯を今回は「所得水準 小」とカテゴリー化します。
このカテゴリーは、中央値未満の所得となるので、”生活に不安を抱える所得レベル”と考えることが出来ます。
次に中央値から所得を増やしていき、平均値の524万円を超え、800万円未満の層までを「所得水準 中」としましょう。
このカテゴリーは、”生活に不安を抱える所得レベルではないが、金銭的に大きく余裕があるわけではない”というイメージです。
最後に800万円以上の所得層を「所得水準 大」とします。このカテゴリーに属する人は、”生活に不安を抱えているわけではなく、ある程度贅沢もできる”という層になります。
※各所得層毎にカテゴリー化し生活レベルのイメージを記述していますが、当然それに当てはまらない人もいますし、個人に対する評価を行っているわけではない旨、ご了承ください。
それでは次に、この3つのカテゴリーの構成比をグラフ化してみましょう、結果は以下の通りです。

「所得水準 小」のカテゴリーは全体の48.9%なので、全体のやや半分より少し少ない世帯が当てはまります。
そして「所得水準 中」のカテゴリーは31.4%となりますので、所得水準 小~中で、約8割の世帯がこれらカテゴリーに属していることになります。
最後に「所得水準 高」のカテゴリーは、19.7%程度となりますので、比較的少数のカテゴリーになりそうです。
カテゴリー別の副業戦略
前章で、各所得水準のカテゴリー化を行い、構成比を確認してみました。
それでは本章では、各カテゴリーに対する副業戦略をお伝えします。
以下の通り、各所得水準のカテゴリーごとに副業戦略を提案しますので、是非確認してみてください。
所得水準 高の層: 副業しないことも選択肢、副業やるのであれば、資金力を活かした副業がベター
まずは、「所得水準 高」のカテゴリーの方々に関してです。
こちらに属する方に対しての副業ですが、結論、”不要”でかまいません。
むしろ、無理して副業を行うのは、悪手にもなりえます。
それでは、理由を説明しましょう。
例えば、年収1,000万円のサラリーマンと、年収500万円のサラリーマンの二人がいるとします。彼らは、それぞれ本業、副業どちらかに自身の労働リソースを集中し、以下の成果が得られるとします。
- 本業に集中した場合:昇格して年収の10%を追加獲得できる
- 副業に集中した場合:月5万円の収入を獲得できる。
ちなみに、「昇格する為の労力と副業で月5万円の収入を獲得する労力が同じなのか?」と突っ込みが出てきそうなので、補足しておきますが、これはあくまで簡単なケーススタディですのでご了承ください!(でも、副業で月5万円を安定的に獲得するのって、筆者の経験上、結構大変ですよ)
この条件の場合、得られる所得結果は以下となります。
【本業に集中した場合】
年収 | 昇格 | 副業 | 合計 | |
Aさん | 1,000万円 | 100万円 | – | 1,100万円 |
Bさん | 500万円 | 50万円 | – | 550万円 |
【副業に集中した場合】
年収 | 昇格 | 副業 | 合計 | |
Aさん | 1,000万円 | – | 60万円 | 1,060万円 |
Bさん | 500万円 | – | 60万円 | 560万円 |
上図の通り、高年収のAさんは、副業に自身のリソースを割くよりも、本業に集中して、昇格し年収を更に向上させる方が、トータルの年収が高くなることが分かります。
また、何より本業の方が安定的に収入を獲得することができるのも大きなメリットですね。
このように、”所得水準 高”のカテゴリーに属する方は、下手に副業を行い、本業のキャリアップチャンスを逃すよりも、本業に集中させる方が得策と言えます。
もちろん、”所得水準 高”の方々も副収入を検討する必要はあります。
ただその場合は、自身の強みである資金力を活かして、長期保有目的の株式投資や不動産賃貸等、比較的労力を少なく、安定的に副収入を獲得させるのが得策と言えます。
補足)副業の場合は、事業所得になりえる為、税制的なメリットがありますが、今回は例をシンプルにするために無視しています。
所得水準 中の層: ストック型副業で、時間をかけて収益力を高めよう
次に”所得水準 中”のカテゴリーに属する人の副業戦略を考えていきましょう。
上述しましたが、このカテゴリーに属する人の傾向としては、”生活に不安を抱える所得レベルではないが、金銭的に大きく余裕があるわけではない”というイメージとなります。
この場合、十分な資金力がないため、”所得水準 高”のような、大規模に株式投資や、不動産投資を実行するのは難しいかもしれません。
一方、このカテゴリーに属する世帯は、”生活に困った所得レベル”ではないはずです。
つまり、焦って副業でキャッシュを得る必要性は比較的少ないとも言えます。
であれば、副業はしっかり戦略を持って、目先の利益を追うのではなく、中長期目線で考えたものが良いでしょう。
副業で、中長期目線って具体的にはどのようなものでしょうか?
筆者としては、ストック型副業を実施するのがお勧めしたいです。
ここで、ストック型副業について説明します。
ストック型副業とは、以下の内容となります。
【ストック型副業とは】
長期的には自動的に収入が入ってくる副業。
継続的に収益を得られるサービスやインフラを構築し、定額や従量制で提供するビジネスモデル。
副業開始初期は、大きな収入を見込むことが出来ないが、サービスの質や、インフラ構築が充実化してくれば、大きな労力をせずとも安定的に収入が見込める。
具体的には、ブログアフィリエイトやYoutubeでの動画配信、noteなどのコンテンツ販売、士業やコンサルタントなどの期間契約などが当てはまります。
ストック型副業の対極であるフロー型(説明は次節でします)は比較的副業開始初期から一定の収入を得ることが出来ますが、劇的に収入が上昇することはできません。
一方ストック型副業で有れば、展開するビジネスの内容・質次第では、大きく収入を得ることが出来る為、時間をかけて入念に副業の方向性を考えることが出来る”所得水準 中”に属する方々におススメの副業となります。
所得水準 小の層: フロー型副業で短期間で資金を獲得し、所得水準 中に早期移行しよう
最後に”所得水準 小”のカテゴリーに属する方々の副業戦略を提案したいと思います。
こちらも上述しましたが、このカテゴリーに属する人の傾向としては残念ながら、”生活に不安を抱える所得レベル”となります。
つまり、”早急にキャッシュを獲得し、生活防衛資金を獲得することで生活を安定化させる”必要が急務と言えます。
この場合、上述した”所得水準 中”のような中長期な副業戦略を考えるよりも、短期でキャッシュを獲得することが高い優先順位となります。
その場合、お勧めする副業は、”フロー型副業”となります。
フロー型副業については、以下の通りです。
【フロー型副業】
働いた時間に応じて直接収益を得られる副業。日本語では受注型の副業とも呼ばれる。
労働時間に比例し、やればやるだけ収入を増やすことはできる。
具体的には、せどり、オンライン秘書、webライター、プログラマー、動画編集等が挙げられます。
フロー型副業のメリットは、上記説明の通り、「やればやるだけ収入を獲得できる」点です。
大変かもしれませんが、まずは生活を良化させるため、まずは頑張って収入を獲得し、所得水準のカテゴリーを小から中に移行させることが、最終的な豊かな生活に繋がるはずです。
所得水準カテゴリーの傾向、おススメ副業 まとめ
以上、各所得水準カテゴリーの傾向と選択すべき副業選択でした。
まとめとして、説明した内容を以下の通り表にして張り付けておきます。
カテゴリ- | 世帯年収 | 傾向 | おススメ副業 |
所得水準 高 | 800万円~ | 生活に不安を抱えているわけでもなく、ある程度贅沢もできる。 | 本業集中 or 資金力が必要な長期投資 [例:(大規模な)株式投資、不動産投資(アパート賃貸業] |
所得水準 中 | 400~800万円 | 生活に不安を抱える所得レベルではない。一方、金銭的に大きく余裕があるわけではない。 | ストック型副業 (例:ブログアフィリエイト、Youtube動画配信、コンサルタント等の顧問契約) |
所得水準 低 | ~400万円 | 生活に不安を抱えている。 | フロー型副業 (例:せどり、オンライン秘書、動画編集、プログラミング、webライター) |
今回は、所得水準に応じた有効な副業を紹介しました。
しかし、実際のところ副業を選択する際には、所得水準だけで判断はしないですよね、自身の趣味、スキル、家庭環境等々、副業を行うには所得以外にも考えることはたくさんあります。
なので、今回の紹介した内容は、複数ある中の一つの指標として、ご参考いただければと思います。
皆さんが最良の副業選択を行い、豊かな生活に繋がることを祈っています!
今日はこれまで!
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