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限界利益・貢献利益分析を覚えよう!

中小企業診断士試験奮闘記

#7 中小企業診断士試験奮闘記

本日も過去紹介しましたTBC中小企業診断士試験シリーズ、事例Ⅳを勉強します。


今回は、二問目以降に頻出する限界利益分析・貢献利益分析を攻略していきましょう。

抑えておくポイントは以下の通りです。

①限界利益

②貢献利益

③セールスミックス

以上の内容を今回は説明していきます。

限界利益

限界利益とは、売上高から変動費を引いたものです。

公式:限界利益=売上高-変動費

つまり、この限界利益から固定費と実際の利益を得るということですね。

ということは、

限界利益=固定費+利益

と変換することができます。

貢献利益

貢献利益ですが、貢献利益=限界利益と考える場合もあるようですが、
事業部で管理可能な固定費であれば、限界利益から引いて、残りの共通固定費と利益に対してどれだけ貢献できるかを表すことができます。つまり、

貢献利益=限界利益-個別事業部の固定費

またその場合、限界利益の章で説明した同じ理屈で、

貢献利益=共通固定費+利益

と合わせることができますね。

セールスミックス

セールスミックスとは、複数の製品があり、それぞれの組み合わせで収益を最大化させる方法です。

問題を解く場合は、以下のケースがあります。

制約条件が1つの場合
 この場合は、そこまで複雑ではなく、「商品Xは100万円分は販売する前提」というような条件に従って単位当たりの貢献利益が大きい製品を優先して販売していけばいいです。

◆制約条件が2つ以上の場合
こちらの場合が複雑ですね。。求めていく方法としては、

1複数の制約条件を関数化する
問題には、数量の条件や、金額、コストの条件が付されてる場合があります。
その条件に沿って、一次関数の条件を作りましょう。

2グラフに落としこみ、交点(最大化ポイント)を求める
次に、1.で作成した関数をグラフ化してみましょう。そうすれば、関数が交点があるはずです。
その交点が製品の最適化されたものとなりますので、そこでの限界利益・貢献利益を求めていってください。

いやー少しづつむずかしくなってきましたね。。。

今日はこれまで!


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