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毎日朝活で資格の勉強を行い、●●資格を取りたい思っています。
そして、夕方は□□のビジネス書を読んで、、●●の資格と取ったら、次は△△の勉強を….
そんな方にお答えできるような記事を書きたいと思います。
頑張って勉強して資格を取得する、毎朝朝活を実施し、自己投資に励む。
確かに努力することはとても大事です。
継続的に努力することで、自分の目指す姿に少しづつ近づけるはずです。
でも筆者、すてっぷらくだは時に思うことがあります。
インプットばっかり努力して、アウトプットをする努力はしていますか?
今回は、インプット症候群について説明し、インプットばかりを行う人の問題、そしてアウトプットもしっかり行う為の対処法を紹介したいと思います。
目次
インプット症候群とは?
インプット症候群について
まずは、インプット症候群の定義をしていきましょう。
生成AIで聞いてみた結果、インプット症候群は、以下の通り定義します。
「インプット症候群」とは、
自己成長や知識欲を満たすために、読書や資格勉強、セミナー参加などの情報収集(インプット)に過剰に時間を費やす一方で、
その知識や情報を実際に行動やアウトプット(実践、発信、応用)につなげられない状態を
指します。
この状態の人は、勉強熱心で努力家に見えますが、学びを行動や成果に結びつけられず、結果として現実的な変化を生むことが難しい特徴があります。
なるほど、なかなか辛辣ですね(笑)
これが、”趣味の一貫”と言うことであれば、問題はない気がしますが、将来的な自己成長を目指しているにもかかわらず、アプトプットを行わないのは確かに良くないですね。
例えば、目的が自分でも分からなくなってきた「資格コレクター」、「何かインプットし続けないと気が済まない人」。
これらの人は、知識ばかり増えて、知恵を獲得していない頭でっかち人間になっているのかもしれません。
※知識と知恵について以下ブログで解説しています。良かったら併せて読んでみてね!
インプット症候群の弊害は?
それではインプット症候群に陥る人の弊害を見て見ましょう。
大きくは以下3点と考えます。
1. 行動力の欠如
知識を得ることに満足してしまい、実践に移すタイミングを逃す。頭で理解しているだけで終わるため、成果や成功体験が得られない。
2. 完璧主義の罠
「もっと学んでから行動しよう」と考え、行動開始の基準を無限に引き上げてしまう。その結果、永遠に「準備段階」に留まる。
3. 知識の肥大化による迷走
知識が増えすぎて何が重要なのか判断できなくなり、どこから手をつけるべきか分からなくなる。
こんな感じですね。
少し、本筋からずれますが、皆さん、ショーペンハウアーの「読書について」は読んだことがありますでしょうか?
ショーペンハウアーとは、18-19世紀に生きたドイツの哲学者で、本書の内容は、あまりに多読を行うと、他人の思考を借りているだけで、自身の思考は停止しているというお話です。
確かにこれらは本質的に同じ話で、インプットばかりだと、知識だけが肥大化し、それをアウトプットする機会がない⇒自分の知恵にならない、と言うことだと思います。
ショーペンハウアーの本はどれも読みやすいのでお勧めだよ!
なぜインプット症候群になるのか?
では何故インプット症候群に陥るのでしょうか?
筆者のすてっぷらくだとしては、以下の理由が挙げられると思っています。
1. 成功への準備不足に対する不安
多くの人が、
「知識が足りないと失敗する」
「失敗は恥ずかしい」
「もっと上手くなってから…」
という不安を抱えています。
このため、「もっと学べば失敗しない」という思い込みが強くなり、学び続けることで安心感を得ようとします。
しかし、知識を増やしても、完璧に準備が整うタイミングは来ず、行動を先延ばしにしているだけとなります。
2.学ぶこと自体の快感
読書や勉強をすると、脳内でドーパミンが分泌され、達成感や満足感が得られます。
このため、「学ぶ」という行為が目的化し、「行動すること」よりも「知識を得ること」で満足してしまうケースがよくあります。
確かに、インプットで新しい発見をしたり、資格試験で良い結果が出たらうれしいですよね。
インプットは、資格のテストを筆頭に、評価として目に見えやすいですもんね。
対して、アウトプットは、”新たに価値を創る”と考えれば、そう簡単に結果は出なさそうです。
インプット症候群への対処法
インプット症候群の弊害や、何故インプット症候群になるのか、理解できました!
じゃあ、もしインプット症候群になったら、どのような対処をしなきゃいけないの?
それでは、すてっぷらくだがお勧めするインプット症候群への対処法を皆さんに紹介したいと思いま
①インプットを意図的に止める
筆者としては、こちらが最も効果的な対応策だと思っています。
例えば、1か月で十冊以上本を読む人がいるとします。
ここまで本ブログを見てくれた人はお気づきかと思いますが、1か月で十冊以上の本を読むことそのものにあまり意味はありません。
筆者は過去、多読のインプット症候群に陥ったことがあるのですが、何冊も何冊も本と読んでると、頭の中がごちゃごちゃして、情報が頭に入らない、読書も楽しくなくなる。
そのような経験をしたことがあります。
そういう時は、読書そのものをやめるのが効果的です。
どうせ身に入っていないし、読書の時間を使って家族とのお出かけとか、趣味とか、別のことに時価を使うのが良いと思います。
読書のインプットをしばらく辞めると、徐々に「また読みたいな」と思えるようになってくるので、それまで、本当に読むべき本を厳選しながら、ゆっくり待つのがお勧めです。
②アウトプットを前提としたインプットを意識する
例えば、自身が学んだことをブログやSNSで発信するのはいかがでしょうか?
今までの実体験で得たノウハウ、ネタ、情報をブログやSNSに書き込んで皆さんとシェアを行う。
良質な情報で有れば、ブログやSNSを見る側にメリットがあるのは当然として、
実は、ブログを作る側もメリットがあります。
理由は、自分が持っていたノウハウや情報って、結構曖昧なものなんですよね。
「分かったつもりでいたけど、実は良く分かっていなかった」なんてよくある話です。
体系的に説明を考えなければいけませんし、図解したり、頭の整理を行って、情報を発信することで、自分の理解度の強化につながります。
これはまさに筆者、すてっぷらくだが、当ブログで実践していますね。
③小さな実践を始める
あまり大きなアウトプットをいきなり目指すのは、なかなか大変です。
その場合、小さなアウトプットを心掛けましょう。
”毎朝必ずSNS投稿する”とか、
”読んだ本の実践を少しだけやってみる”とか、
小さなアウトプットでいいと思います、
小さくてもアウトプットしていけば、アウトプットすることに段々慣れてきますし、少しづつ習慣化していくはずです。
なお、過去ブログ、”【スキルアップ】商社マンの視点で語る”仕事が早くなるコツ”を大紹介!”似て小さく始めることの大切さと、それで発生する慣性力について述べた記事がありますので、そちらも見て見てください!
④”失敗するのがあたりまえ”くらいに考えておく
アウトプットをやらない人の特徴として、
”失敗するのが怖いから”、
”失敗すると恥ずかしいから”
と言う人がいます。
もちろん理解できます。失敗して人から笑われたら恥ずかしいですよね。
でも何事も100点を狙うって難しいし、時間も相当かかる。
70点くらいとれていたらよくないですか?(笑)
70点くらいのアウトプットを出して、相手側から失敗した30点分のフィードバックをもらう方が、効率的な観点からも絶対為になります。
あと、これは自分の持論なんですが、”自分が思っている以上に人は自分に興味ない”と考えています。
失敗して人からからかわれたり、笑われたとしても、一日経ったら、相手は覚えてもいない
そのくらいに斜めに見ても大丈夫です。
そんなことに怖気るよりも、沢山アウトプットを出し、問題点を見つけて、改善する。
いわゆるPDCAをどんどん回していった方が効果的です。
「最速で成功する方法は、最速で失敗する」ってやつだね。
失敗なんて”して当然!!”どんどん失敗しよう!!
インプット症候群の対処法、インプットばかりに努力するあなたへ
以上になります。
今回は、インプット症候群を引き起こす人の傾向、弊害、その対処法を書いてみました。
記事を書いて思ったのが、この症候群は、意識が高く、まじめな人程引き起こすのかもしれません。
そういう方たちは、きっと努力家の方が多く、一時的に視野が狭くなっているのかもしれません。
少し視野を広げて、”アウトプットする”ことを意識することで、効果が全く変わってくると思います。
しっかりアウトプットして、自身の目指す姿になれるように頑張ってください!
今日はこれまで!
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