※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告を利用しているものがあります
こんにちは!すてっぷらくだ(https://twitter.com/step_rakuda)です。
今回は、”海外で実際に起きた”シリーズ。自宅の近くで焼き討ち事件語ろうと思います。
過去ブログで、商社マン視点で”海外経験するメリット”というのをお話ししましたが、
現地に赴き、海外ならではの文化や価値観に触れていく中で、、、、
日本では起こりえない事件も起きたりします。
今回は、そんな事件を著者 すてっぷらくだが実体験で、または身の回りで起きた話を書いていきたいと思います。
選挙結果で国民が暴徒化!
筆者が海外駐在していた東南アジアのとある国は、比較的温和な人柄の人が多く、普段はいつもニコニコしています。
日本人に対しても友好的で、普段は生活する上でなんも問題もなく、住みやすい国です。
しかし、そういうような国でも気を付けなければいけないことはもちろんいくつもあります。
その中の一つとして、国民一人一人が組織化してデモが起きると収拾がつかなくなるということです。
普段は温和な人々が、徒党を組んで、信じられないような形相で暴徒化することがあるんです。
時には、建物や車を破壊したり、警察の派出署を燃やしたり、日本ではテレビを通してみていた光景が、真近で起きると本当に恐ろしく感じます。
筆者が何度か経験したのは、政治絡みでデモが発生したことがありました。
・反対する政党が、選挙で勝った時
・納得できない法案が可決された時
このような時には要注意で、数日前から町が不穏な空気になり、我々外国人住むようなアパートには入口にバリケードが設置されたりします。
暴徒の行進ルートが息子の通学ルートとバッティング
そんな中、筆者が一番危険を感じたときの体験を紹介します。
詳細は伏せますが、国民にとって納得できない法案が可決されたことがありました。
納得できない国民たちは、例のごとくデモを実行することになりました。
数日前からデモの警戒連絡は筆者の耳にも届いていたのですが、今回は範囲が広く、場所が特定できない状況でした。
そのような日でも経済は回っていくので、筆者は通常通り仕事に出かけます。
当時、筆者は家族帯同で駐在しており、息子が一人いますので、息子は幼稚園の送迎バスに乗って幼稚園に出かけます。
その日の午後2~3時頃、筆者は都心から離れた工業団地に出張していたのですが、会社の人事からメールが入っているのに気づき、確認してみると、暴徒のデモ行進ルート情報が描かれていました。
どうやら野党の党首自宅から都心中心部に向けて同日夕方からデモ行進するとのこと。
そしてそのルートですが、、、
やばい。これ息子の幼稚園送迎コースだ
背筋がゾッとしたのを覚えています。
大急ぎで、妻に電話を掛けます。
電話に出ない。何してんの、はよ出て。
やっと妻が電話に気づきます。
すてっぷらくだ:「息子の帰宅時間って17時くらいだよね?送迎コースでデモやるって聞いたんだけど」
妻らくだ:「そうらしいね。だから幼稚園から連絡があって、早めに帰宅させるって連絡来てるよ。息子はもう帰宅してるよ」
幼稚園の先生方ナイッス~~~~~!!!!👏👏
いや~素晴らしい判断!さすが何年もこの国で運営されている幼稚園。
暴徒も子供に対して攻撃することはないと思いますが、今回は肝を冷やしました。
とりあえず、家族にも危険はなさそうなので、引き続き筆者は仕事に集中します。
帰宅してみるとアパート近くの家が。。。
その日はお客さんと工業団地で夜食事をしていたので、帰宅が夜になりました。
いつも通り都心に近づいて、幹線道路に乗ります。ん?
明らかにデモが行進した形跡がある。。。
恐らく、道路が封鎖されて、デモ隊が暴れていたのでしょう。
道路のあちこちにゴミや、花火のカスのようなものが散らばっており、
幹線道路で見慣れた派出署があるのですが、完全に破壊されている。。。
筆者のドライバーさんとも話をしてみると、今回の応安に対して起こっている国民が多く、デモが過激化したようです。
う~む恐ろしい。
まぁでも家族の安全は確認済だし、デモ自体は全く初体験というわけではない。
筆者のアパートはありがたいことに、セキュリティが高い区画にあったので、アパート自体が被害にあうことは考えづらい。
なので、そこまで深刻に考えていなかったのですが、自宅に到着する直前で、筆者とドライバーが唖然とします。
なんと、隣の区画の家が全焼してる。。
どうやら暴徒は隣の区画まで接近していたのです。確かに、筆者の区画はセキュリティが高く、外国人が多く住んでいるのですが、今回被害にあった区画は、ちょうど穴場というか、比較的治安が悪い区画だったのです。
帰宅して妻に聞いてみたのですが、火事の煙は家からも見えたとのこと。。
う~ん、この区画は大丈夫だったとは言え、真近であのような光景をみると、さすがに肝を冷やしました。
やっぱり、「自分たちは絶対大丈夫」というような慢心は捨てて、適切にリスクを考えて行動しなければいけないなと思う一件でした。
以上です。
今回は、少し怖い話を書きましたが、普段のこの国の人々は本当にいい人です。
ただ、だからと言ってどこに行っても、何をしても大丈夫というわけではないですよね。日本だってそう。
皆さんも海外に旅行や仕事をするときは、適切にリスクを考えて行動しましょう!
コメント