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【海外赴任・駐在】商社マン視点で語る”海外生活が上手くいかない人の特徴”3選

生活のスキル

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海外生活を考えているんだけど、自分が海外で生活できるか不安です。

どのような人が海外生活が上手くいかないんでしょうか?

そんな悩みを抱えている方の為の記事です。

筆者である すてっぷらくだは、、、

  • 毎年何人海外に駐在派遣をする総合商社で10年以上働いており、
  • 自身も5年の海外駐在を行っている商社マン兼ブロガー

以上の経験を持っていますので、悩める皆さんに少なからずアドバイスできるかと思いますので、是非参考にしていただけ場と思います。

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国外で働く日本人が増えてきている!

年々海外在留邦人の人数が増えている

昨今、海外で生活をし、海外で働く邦人が増えてきているようです。

外務省の調査によると、2010年時点での海外在留邦人数は、114万人に対し、2020年時点の海外在留邦人数は約130万人となっており、長期的には増加傾向になっています。

直近の2019年から2023年までの3年間は、新型コロナウィルスの影響で企業の海外進出や働き方の見直しで減少傾向となっていますが、後述する社会構造の変化や円安トレンドにより今後も高い数値が維持されると想定されます。

外務省HP、海外在留邦人数調査統計より参照。 https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100436737.pdf

海外在留邦人の人数が増えている理由

外国で生活し、働く日本人が増えている理由はさまざまですが、主な理由として以下のようなものが考えられます。

【社会構造面】

  • 世界各国の企業がグローバル人材を求めるようになった
  • ライフスタイルが多様化してきた

【経済面】

  • 経済が低迷している日本よりも、より経済が大きく、成長も著しい国で働いたほうが高収入だから
  • 長期的な円安トレンドにより海外で働いたほうが儲かるから

社会構造面、経済面どちらとも長期的に続いているトレンドなので、今後さらに日本人が海外で生活する後押しになりそうです。

全員が外国生活に向いているわけではない

以上のように、様々な要因から全体的には海外で生活し仕事をする日本人は増えてきている傾向のようです。

ただそのような傾向の中、気を付けなければならないことがあります。

それは、「日本人すべてが海外生活に向いているわけではない」ということです。

異なる言語や異文化の中で生活するので、それがストレスになることは、誰しもが感じることです。

しかし一方で、それ自体を楽しめるかかどうかが、海外生活を上手くできるかどうかが最重要課題となりますが、もう少し具体的に特徴を探っていきたいところです。

そこで、海外生活が長い わたくし すてっぷらくだが、海外生活は上手くいかない人の特徴3選を上げていきたいと思います。

すてっぷらくだ
すてっぷらくだ

優秀な人だとしても、その外国との相性によっては上手くいかないこともあるんだ。

すてっぷらくだも たくさんそのような人を見てきたよ💦

海外生活が上手くいかない人3選

それでは、海外生活が上手くいかない人5選を上げていきましょう。

異文化を受け入れる事が出来る・自身の基準を変える事が出来る

まずは、”異文化を受け入れる事が出来る・自身の基準を変える事が出来る”です。

宗教、政治、風習等、背景は様々ですが、海外で生活すると、日本との異文化の違いに驚くことは多々あります

これら異文化のギャップに直面した時、相手の価値観を考えずに自身の価値観を絶対視する傾向の方は、おそらく海外で生活を送るのはとてもストレスを感じてしまうかもしれません。

例えば私の経験の場合、とあるイスラム教が普及されている国に勤めていた時、会社のチームメンバーと10:00に打合せを行うとします。

その場合、10:00になるとメンバーが会議室に集まりだしますが、大抵1割弱のメンバーが遅れてきたりするんです。

日本人の私達だったら、「10時に会議するって言ったんだから、ちゃんと時間通りきてよ(怒)」と当然思いますよね。

もちろん、その国の人達もそれは分かっています。それでも時間通り来ない人たちが一定数いるのはなぜなのでしょうか?

「時間にルーズな価値観」というのも一つの答えなのですが(苦笑)、
他の理由として、彼らは「イスラム教のお祈り」があるんです。

彼らにとっては、1日5回、しっかりお祈りするのはとても重要なことです。

彼らの事情を考えずに、自分の価値観を基準にして、違いに対して都度イライラしていると、残念ながら海外での生活は上手くいかないかもしれません。最悪、その国のことが嫌いになってしまうことだったあります。

このようなケースは、日本企業からの駐在員で、強い責任感をもった方が多い傾向がありますので、注意していただければと思います(筆者個人の感想です)。

インドア派

次は”インドア派”です。

もちろん、筆者はインドア派そのものを否定するつもりは全くないです
筆者のすてっぷらくだも、時には一日中ゲームしたり、映画を見たりして、休日一度も外にでないことなんてザラにあります(笑)

しかし、異国にいると、はじめは知り合いも少ないでしょうし、どうしても孤独になりがちです。

平日、朝から晩まで必死に働いて、夜は一人で食事して寝るだけ。
休日は友人もいないので、特に外に出ることもなく、家でごろごろしている。

このようなケースの方って、筆者の体感ベースとなりますが、結構多い気がします。

長い時間を一人で過ごしていると、段々心も荒んできますし、”何のために外国にきているんだっけ?”と言うような気持になってしまいます。

なので、特に海外生活では積極的に外に出て、異文化の環境を肌で感じ、酸いも甘いもエンジョイしてください!

ファイティングスピリッツを維持できない人

最後は、”ファイティングスピリッツを維持できない人”です。

駐在員として海外に赴任する方も、現地企業から採用を受けて働いている人も、現地従業員とは異なる目的をもって働いているはずです。

例えば、、、

・日本企業の駐在員は、日本で培った工場運営・製造ノウハウを活かして、海外工場に横展開する。
・現地採用者であれば、日本の顧客対応が多いため、日本語が堪能で、文化も熟知している担当者として対応してもらいたい、等ですね。

このように現地の従業員とは異なる仕事を常に求められます。

もし同じような仕事していると、「あの人は何で、採用されているの?何を目的に日本からきているの?」とマイナスの印象を持たれてしまいます。

その為、自身が任されている仕事に対しては能力を発揮していく必要がありますし、主義・主張ははっきり発言していくファイティングスピリッツが必要となってきます。

よく「日本人は英語が苦手」と言われますよね。英語が苦手な人は、上手くしゃべることができないので、人前で自身の考えを話すことを控えるケースが良くあります。

かくいう筆者すてっぷらくだも、英語は得意なわけではないので、海外赴任当初はなるだけ発言しないケースが良くありました。

しかし、求められている仕事を遂行するためには、戦っていく決意というものは必要となります。

若干精神論、体育会系論になってきましたが(笑)、本当に必要です。

まとめ

以上、海外生活が上手くいかない人の特徴3選でした!筆者の経験ベースで挙げたものなので、当てはまらないケースの方もいらっしゃるかもしれませんし、筆者が挙げた方々でも、海外生活をエンジョイしている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、今回挙げた3つの特徴を上手くカバーしていけば、海外生活をより楽しむことがきっとできるはずなので、是非参考にしてみてください!

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名前:すてっぷらくだ

愛知県在住の商社マン

座右の銘:”コツコツ勝つコツ”

投資運用歴:15年以上。サイドFIRE達成

中小企業診断士の資格獲得を目指して日々奮闘中!

試験の奮闘日記や、商社マン視点からビジネス、生活の役に立ちそうな情報を実体験を通して書いていきます。

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