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すてっぷらくだ(https://twitter.com/step_rakuda) です!
2024から新NISAが始まりますね!
今回は、
新NISAから投資を始めるけど、やっぱり少数の株式銘柄を購入するのは、不安がある。。。
仕事が大変なので、なかなか投資を行う時間がない。。。
そんな悩みを抱えている方に向けた記事です。
筆者としては、そんな方々にはインデックス投資をおススメしています。
投資家自身が高い投資知識がなくても、特定の指標(インデックス)に沿った資産運用をファンドがやってくれますし、新NISAはインデックス投資を相性がいいと筆者は考えています。
なお、筆者である すてっぷらくだは、
- 15年以上の投資経験あり
- 本業である総合商社に勤める傍ら、投資を継続中
- 安定的な利回りを維持することで、現在はサイドFIRE達成
以上の経歴となっていますので、本記事も皆さんに多少は参考になるかと思います。
それでは、まずは結論からお伝えして、詳細をお話しさせていただきます。
目次
新NISAとは?インデックス投資とは?
まずは、新NISAにインデックス投資をおススメする理由を説明する前に、新NISAとインデックス投資について簡単に説明します。
新NISAとは?
まず、新NISAの概要を説明します。
金融庁のホームページによると、2024年以降より現在のNISA(一般NISA)を抜本的拡充・恒久化が図られ、新しいNISAが導入されます。
具体的な新NISAのポイントは以下の通りです。
- 非課税保有期間の無期限化
- 口座開設期間の恒久化
- つみたて投資枠と、成長投資の併用が可能
- 年間投資枠の拡大(積み立て投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能)
- 非課税保有限度額は、全体で1,800万円(成長投資枠は、1200万円。枠の再利用が可能)
このポイントを図評価してみると以下の通りとなります。
つまり、つみたて投資枠と成長投資枠、合わせて年間360万円、上限1800万円分の投資における運用益は、非課税ということだね!
インデックス投資とは?
では、インデックスファンドとはどういうものなのでしょうか?
インデックスファンドとは、市場全体の動きを表す代表的な指数に連動した成果を目指す投資信託を指します。※インデックスとは指標、ファンドとは投資信託のことです。
また、インデックスファンドは以下の特徴を持っており、投資知識が浅い運用者でも手軽に始めることができます。
【インデックスファウンドの特徴】
◆日経平均や、TOPIXといった株価指数の動きに連動するので、値動きが分かり安い
◆インデックスファンドを保有するだけで、幅広い銘柄を購入し分散投資が期待できる
インデックスファンドについて、より詳細の内容を知りたい方は、以下リンクを参照ください。
参照:三井住友銀行 “インデックスファンドとは?”よりインデックスファンドとは?: 三井住友銀行インデックスファンドとは、市場全体の動きを表す代表的な指数に連動した成果を目指す投資信託のことです。代表的な指数として、日経平均、NYダウなどの株価指数や債券指数、リート(不動産投資信託)指数、コモディティ指数があります。
また、過去ブログで、インデックス投資の人気ファンドの詳細を分析した記事を書いていますので、こちらも併せて読んでみてください!
新NISAにはインデックス投資をおすすめする理由
それでは、ここから新NISAにはインデックス投資をおススメする理由を説明していきます。
理由としては、大きく3つ!
- r>gだから
- 分散投資でリスクを抑えられるから
- 最小の時間で適切な投資ができるから
以上を理由としています。
それでは、詳細を以下の通り追っていきましょう。
『r>g』だから
突然よくわからない不等式が出てきて申し訳ありません💦
この不等式は、フランスの経済学者、トマ・ピケティが唱えたもので、それを本にした『21世紀の資本』は大ベストセラーとなっています。
r>gとは、「r」は資本収益率を示し、「g」は経済成長率を示します。
この不等式が意味することは、資本 によって得られる富、つまり資産運用により得られる富は、実体の経済成長、つまり我々が労働によって得られる富よりも成長スピードが早いということなのです。
この不等式を深堀していくと、格差の助長という問題も孕んではいるのですが、それは今は横に置いておいて、我々ができることがあるとすれば、できるだけ自身の資産を運用を運用して、労働所得以外の収益を得る環境を作るべきと言うことです。
そして、資産運用を行う際には基本的には収益が得た場合は課税対象になってしまうのですが、新NISAの場合は非課税対象になりますので、最高の資産運用機会となりうるのです。
一般人である私たちも、可能な限り「r」の成長の恩恵を享受できるように、新NISAで資産運用しよう!
なお、参考WEBサイトとして、大和ネクスト銀行のコラム『富を気付く為に理解しておきたい「r>gという不等式」』のページを紹介しておきます。
分散投資でリスクを抑えられるから
インデックス投資の他にも、個別の企業に対して株式を購入し、配当金・株価の含み益を狙う個別株投資が存在します。
※(他にも多くの投資種類がありますが、今回は新NISAに絡めていますので、個別株のみお話しします)
しかし個別株の場合、社会全体のトレンドとは異なる会社ごとの特殊事情によって株価が変動してしまいます。
これは個別株毎のリスク=分散が大きいために起きるもので、これを個別リスク(アンシステマティックリスク)と言います。
一方、日経平均や、NASDAQ、S&P500などの経済全体を表す指標、つまりインデックスの場合は、多数の企業の株式を含めたものとなっていますので、分散が低くなり、残った経済市場そのもののリスクのみになります。
これを市場リスク(システマティックリスク)と言います。
図に表してみると以下の通りです。
リスクが大きい方が、もしかすると得られる収益がとても大きくなるかもしれません。
しかし、当然ながら収益が大きく減少するかもしれません。
投資に自身がある方は、あえて新NISAを個別株に充てるという手法ももちろんありますが、投資経験が浅く、着実に資産を増やしたいという方は、やはりリスクを抑えたインデックス投資がおススメとなります。
インデックス投資(システマティックリスク)だと、経済市場全体の資本収益にになるので、
上述したr>gのr(資本収益率)に近づくんだ。つまり、インデックス投資とr>gの考え方は相性が良いとも言えるね!
また、分散投資に関しては過去、筆者もブログで特集したことがありますので、より詳細を学びたいという方は、こちらをご参照ください。
最小の時間で適切な投資ができるから
最後は、『最小の時間で適切な投資ができるから』です。
恐らくですが、このブログを見ていただいている方は、本業のお仕事をされている中で、自身の労働所得を資産運用に回すことを考えられている方が大半かと思います。
なので大半の方は、「時間の大半は本業で忙しいから、資産運用は限りある時間で着実に稼ぎたい」という方がになるのではと思っています。
そもそも、本業の活動を疎かにして資産運用を行うのは、本末転倒ですしね。
その場合、インデックス投資は一旦購入さえすれば、皆さんが本業で活躍されている経済そのものに投資することになると言ってもいいかと思います。
つまり、r>gの考え方で考えると、インデックス投資は、長期投資前提の考え方になるので、基本的にほったらかし投資で問題ありません。
数か月~1,2年の短期目線だと、インデックス投資と言えど、システマティックリスク分の変動はあるため、利益を得られると限りませんが、5年、10年のスパンでは、高い確率で収益を得られているはずなので、是非検討してみてください。
まとめ:新NISAにはインデックス投資をおすすめする理由3選
いかがでしたでしょうか
今回は、新NISAにはインデックス投資をおすすめする理由をお伝えさせていただきました。
皆さんがお仕事で稼いだお金を運用するので、後悔のないように運用したいですよね。
そんな方は、インデックス投資はリスクも低く、手軽に始められるので、是非本ブログを参考にしていただければと思います。
なお、インデックス投資といっても様々なテーマのファンドがあります。
人気のファンドの分析を別ブログで公開しているので、是非そちらも参考にしてみてください!
それでは今日はこれまで!
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