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こんにちは!すてっぷらくだです。
今回は、『多動力-堀江貴文』を要約・レビューしてみるよ!
今までのお勧め書籍はこちら
今回のお勧め書籍は、『多動力』。著者は堀江貴文さん、
そうホリエモンです。
当時、筆者すてっぷらくだが高校生頃、流星のごとく現れ、近鉄バファローズ、日本放送買収劇を繰り広げ、2006年にライブドア事件での渦中の人物となった人ですね。
そこからしばらく、刑務所に”留学”されたようですが、バイタリティ溢れるスタイルは変わらないようで、出所後も宇宙事業、教育等、様々な活動を行っています。
本書は2017年に執筆されています。
ビジネス書、自己啓発書に部類される本ですが、筆者としては、ホリエモンの”生き様”を書いた本と思っています。
そういうような本からは、必ず参考になる点があるはずです。
今回は筆者が参考になった点を要約・レビューしていきたいと思います!
目次
[結論] 学びになったこと
筆者として、学びなったことは以下の通りです。
この3つが筆者としては、最も学びがあったことですね。
では、これら3つに関して詳細を書いていきたいと思います!
自分の強みを掛け合わせることで、価値が何倍にもなる
自分の強みを掛け合わせるとは?
例えば、「サッカーが上手」という強みを持った人がいて、
この強みがサッカーをやる人々の中で、100人に1人のレベルの人だとします。
筆者のすてっぷらくだは全く球技ができないのでよくわかりませんが、100人に1人のレベルの上手さとなると、それはそれで素晴らしい能力だと思いますが、サッカー選手として成功するほどのレベルではない気がします。
では、その人が別の強みとして、「人に教えることが上手」という能力を持っていたらどうでしょうか?
仮にこちらも100人に1人のレベルとし、「サッカーが上手」と組み合わせると、
100×100 = 10,000人に1人の存在となれます。
そうすると、もしかすると、サッカークラブや、名門学校のサッカー部監督になれるかもしれません。
このように、強み(本書では肩書ともいっています)をたくさん持つことで、自身の価値を何倍に高めることができるとのことです。
クレジットの三角形
ちなみに、この強みを掛け合わせるという発想ですが、
おそらくですが、リクルート出身の藤原和博さんが提唱する「クレジットの三角形」を参考にしていると思われます。
一つの専門性だけで、100万人に1人という存在になるには、オリンピックのメダリスト級実力が必要で、努力だけではどうしようもない領域な気がします。
しかし、100人に1人の専門性を3つ掛け合わせると、同じく100万人に1人の存在になることができます。
100万人に1人の存在になることができれば、食べていくことに全く困らないというのが、クレジットの三角形です。
図にすると、以下の通りです。
また、参考文献グロービスのサイトを以下に張り付けておきます。
参考:グロービス https://globis.jp/article/65673つのキャリアを掛け算して100万分の1の人材になる――藤原和博氏が語る人生100年時代の働き方 | GLOBIS 知見録×学び放題【藤原和博氏が語る「人生100年時代」の働き方】平凡な人でも、3つのキャリアを掛け算すれば、100万人にひとりの希少性の高い人になれます。ネット時代になるほど、検索されるほどの希少性=「引き」をもっていなければ、人生の後半に相手にされなくなるかも…
さらに、参考図書として大杉潤氏著書「定年ひとり起業 マネー編」でもこのクレジットの三角形記載されていますが、
この考え方に共感して、お笑い芸人のキングコング・西野亮廣さんもそのまま実践したと著書に書いています。
また、今回は芸能人を例に挙げましたが、一般の方でも同じようなやり方で実績を上げられている方はたくさんいらっしゃいます。
「自分に強みなんてない」と思っている人に向けて
「自分には強みなんてないよ!」
「強みを3つなんて持っていない!」
そんな声が聞こえてきそうですが、そんな方にはまずは「人より好きなこと」を取り上げ、専門性を高めていくことはいかがでしょうか?
①外国語を勉強するのが好き
②旅行をするのが好き
③文章を書くのが好き
例えば、この3つなら、海外旅行で、現地の人々と話したこと、学んだことをブログにして、ブロガーとして生計を立てるってこともできるかもしれません。
(すみません、思い付きで書いています(笑))
「好きなことこそものの上手なれ、今は100人に1人の存在でなくても、その領域が好きであれば、努力次第で100人に1人の存在になるのは誰にだってできる」ということだね!
完璧主義者ではなく、完了主義者となれ
“常に全力投球”は自己満足
では、上述したクレジットの三角形をベースに考えていくと、
「一つのことだけではなく、様々なことを並行してやるやっていく力=多動力」
という力が必要です。
その力を高めていく上で、本書が注意していることが、完璧主義者です。
・全力投球して自己満足しているのは本人だけ
・常に全力で走っているサッカー選手は二流
ホリエモンらしい歯に衣着せぬ物言いです(笑)
しかし本当にその通りで、例えば学校の授業で、1教科100点満点を取るエネルギーを割くのではなく、
複数の教科で85点を取るほうが、はるかに「楽」です。
多動力を駆使して、様々なことを行い、その中から光って見えるものに対してよりエネルギーを割くことで、専門性が付いてくるということです。
生産性を上げていく為には
では、次にどのようにして生産性を上げていけばいいのでしょうか?
本書では、「大量の仕事をこなすために、必要なのは「速度」ではなく「リズム」」
と言われているのですが、
この点は筆者のすてっぷらくだも非常に共感するところがあります。
過去ブログ、『【仕事術】商社マンの視点で語る”仕事が早くなるコツ”』で書いたのですが、
仕事を早くこなすには、”慣性力を活かすべき”と主張しています。
リズムと慣性力とで、言葉が異なっていますが、言いたいことは同じで、
要は、「仕事をテンポよく進めて、勢いに身を任せながら仕事するべき」ということです。
是非、参考までに私のブログも見てみてください。
多動になるために、「他人にどう見れているか?」という感情は捨てよう
最後は、”他人からの見られ方”についてです。
自分がやろうとしていることに関して、
「他人がどう思っているんだろう」
「もしかしたら嘲笑われているかもしれない」
そう考えてしまうと、なかなか新しい活動を行うことができないですね。
ホリエモンは、そういうような方々に対して、、、
「誰もあなたに興味ないんだから、もっと好きに生きなよ」
と、ドストレートに言っています(笑)
よく言われることですが、「人生は一回きりで、可能な限り楽しく生き抜いて、生涯を全うしたい」
思い出しては忘れ、思い出しては忘れてしまうフレーズですが、
本当にそれを実現する為には、他人がどう思っているかなんて些末なことですよね。
ちょっと恥をかくくらい、いいじゃないか!
日本最大級のまなびのマーケットまとめ
いかがでしたでしょうか?
筆者、すてっぷらくだは、ホリエモンの著書は今回の『多動力』の他に、あと数冊読んでいますが、とても読みやすく、ストレートに伝えてくれるので、非常に明快に著者の伝えたいことがわかります。
皆さんも、もし本書やその他著書に興味があれば、是非購入して読んでみてください!
最後にまとめです。
面白さ | ★★☆☆☆ |
読みやすさ | ★★★★☆ |
学び | ★★★☆☆ |
今日はこれまで!
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