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こんにちは!すてっぷらくだです!本日ブログ作成日は・・・・
試験結果が判明するまで一ヵ月強!まだあるな!
さて、今回はこれまでの中小企業診断士になるための3年の勉強を振り返って、良かったことをことや獲得したスキルについて書いていきたいと思います。
忙しい方向けに要約版はこちらになります!
記事を書いてみて思ったのですが、良かったことを書きだしていくと、一次試験の基礎的な勉強はあまり「スキルがあがったな」と言うような実感がないというのが正直なところです。
実際に事例を読んで、考えて、自分なりの解を導き出す二次試験の方が得た経験は大きいかなと思っています。
それでは詳細いってみましょう!
目次
フレームワークを使った思考に磨きがかかる
SWOT分析、3C分析、5F分析、4P分析等々…
世の中には、ビジネスを分析するにおいて、数多くのフレームワークがありますよね。
正直、中小企業診断士試験の勉強を始める前までは、これら分析は「結局あまり役に立たない」と思っていました。
理由は2つあります。
①「結論ありきで資料作りの為の、イチ情報に過ぎない」と思っていたから
② フレームワークを使ってを考えてもロクなアイディアは出てこないと思っていたから
※筆者の所感です
①に関して、自分が勤めている会社の特徴かもしれませんが、事業の予算策定時や実績報告で結構SWOT分析等のフレームワークを使うんです。
結構資料作りに時間がかかる作業なんですが、結局環境分析なんて同じ部門で仕事している人なら大体分かっているので結局誰も見ないなんてことは山ほど。
②に関して、新規ビジネスのディスカッションを行う際、ざっくりとしたアプローチとしては、
1. フレームワーク分析を使って論理的に進める積み上げ系
2. 何でもありのブレスト系
のどちらかでアイディア出しを進めていくのですが、前者で進めた場合、論理を意識したボトムアップ型のアイディアって、結局誰しもが思いつくような内容になって、新しさも何もない陳腐なアイディアになる傾向があったんです。
なので、正直フレームワークを使った中小企業診断士の事例分析も、正直始めはあまり乗り気じゃなかったし、「はいはい、結局答ありきでしょ?」程度に考えていたのですが、、、
これは完全に甘かった
事例から導き出されるSWTO分析も、人によっては全く異なる内容になるし、そこから導き出される助言も、深みが必要となる。
対して、僕の助言内容は、浅さが目立つ内容が多く、点が取れていないこともしばしば。
「あぁ、分析ってこういうことなのかな」って思いましたね。
「Aという分析が出たからAを解決する対応を行う」ではなく、
「Aという分析の要因は、BとCで、その他関連要因も鑑みると、まずはCの対応を行いましょう」
くらいの思考が必要なんだなと思いました。
そう考えると、上述した①の理由においては、フレームワークの使い方に問題があるだけで、決して結論ありきの分析になるとは限らないし、②においても、そう思うのは、自分の考えに「深みが足らない」ということだったんだなと思えるようになりました。
で、これらを意識して事例を解く訓練を続けていくと、結構仕事にも効果が出てきたんですよね。
先に例に出した会議を行ったときにも、出てきたアイディアに対し、「そのビジネスモデルだと、顧客はAじゃなくBと考えた方が良いよね?」とか、
「もしかして、僕らが思っている以上にこの要素は参入障壁があるんじゃない?もう少しその点を深ぼりしよう」とか、
瞬時に無意識レベルでフレームワークを使って、頭の整理として思いつけるようになりました。
自身がそうやって発言することで、メンバーの皆も頭の整理を行うことが出来るし、それでアイディアのブラッシュアップが促進されたように感じています。
勤めている会社を経営的な視点で考えれるようになった(事例Ⅰ)
事例Ⅰの訓練効果です。事例Ⅰは経営・組織に関する問題が多いので、これらの問題をやっていくと、嫌でも経営や組織運営の視点が身に付きます。
日々僕らが目の前の仕事をやっていく際、最も対象の業務に接しているので、誰よりも自身がその仕事のことを理解していると思いますが、逆に広い視点を持ちづらい。
対して経営や組織運営を行う場合、近距離の視点はないですが、鳥の目をもって、高い視座で広く物事を見て全体感を理解する必要がある。
どちらがいいとか、そういうことではないのですが、どうしても訓練している量が違うので経営者の視点は持ちづらいですよね。
中小企業診断士は、(自分にはまだその資格は持っていないが)社長に寄り添って、経営の助言を行うのが使命と考えると、その鳥の視点を持つ必要があると思いますし、事例Ⅰはそのような問題になっていると思います。
この訓練をやっていくと、会社のでの社長からのメッセージや、経営方針の内容が以前と比べて頭に入ってくるようになってきました。
今までは、
「去年とそんな変わらんやん」とか
「結局下部の仕事の内容は変わらんでしょ」とか
思っていましたが、今では、経営層は何を考えて今回そのようなメッセージにしたのか腹落ちするようになってきましたし、自身の仕事をどのように「少しだけでも」変えていく必要があるのかというのを意識できるようになってきました。
日々溢れる情報や広告に対して冷静になれる(事例Ⅱ)
次は事例Ⅱです。
こちらは、仕事に対して何か活きたかと言えば、僕にとってはそうではないのですが、どちらかと言うと生活するにおいて役立っているなと感じています。
日々生活していると、大量の情報に接します。
それが実体を通したものだったり、ネットを介したものだったり様々ですが、山ほどありますよね。
例えば、ネットのアフィリ広告一つ取っても、今までの僕のログを取られて、僕が好きそうな商品を紹介していたり、SNSでも自身の商品の良さを訴求するような広告を出してる。
実体の商品に関してもポップ広告を出したり、顧客の動線を意識した商品の配置をしたり、きめ細やかな営業をされたり、、、
例を出したらキリがないのですが、「あぁ、色々考えて商売やっているんだなぁ」って改めて感じましたね。
正直、僕の現在の仕事はB to Bなので、B to Cにおける商売戦略に関して今まであまり考える機会がなかったので、考えさせてもらえるいい機会になりました。
そしてそれと同時に、それらの広告やサービス、情報に対しては、なんだか冷静になったというか、「あぁ、そういう感じで推してるのね」みたいに少し冷めて考えるようになりました(笑)
点ではなく、面でのオペレーション効率化を意識できるようになった(事例Ⅲ)
事例Ⅲについて。そりゃあ効率化意識するようになりますよね!
あんだけ効率化や生産性良化のことを考えていたら、普段の生活でも考えるようになりますよ!(笑)
まぁ僕は普段から「効率化」と言う観点では、職業柄もあるかもしれませんが比較的に考えて仕事している方かなと思っています。
ただ自分の工程や組織の人間の「点として」の効率化のことは昔から考えていたけど、そうではなく、個々の工程に修するのではなく、一連のプロセスで考えて、ボトルネック工程の改善など、組織全体としての生産性(付加価値と言ってもいい)を考えることが出来るようになったのは、かなり大きいメリットかなと思います。
財務知識が明らかに向上した!(事例Ⅳ)
最後は事例Ⅳ。
これはシンプルに財務知識が向上した!
仕事でPL,BS等の財務諸表をよく見ているので、最低限の基礎的な知識は持っていたのですが、その数字の分析力に磨きがかかった実感があります。
また、上述した事例Ⅰのメリットと似ているんですが、経営からのメッセージで出てくる数値の意味や、新たに発表された組織の評価指標の意味やその背景においても腹落ちできるようになったと思います。
一瞬、「事例Ⅳのメリットは人に寄るのかな~」と思ったんですが、冷静に考えてみると逆ですよね。
多分、事例Ⅳが全ての人が享受できるメリットだと思います。
数字に強くなれば家計管理だった上手くなるだろうし、
ファイナンス力高めれば自身の資産運用や、正しい投資の仕方も理解できるだろうし、
まぁ個人で生産設備を購入することは、なかなかないだろうけど、、、、家とか車を購入して、「自身の効用や実質的なメリットを長期的視野で考えて回収できるものなのかどうか」を考えることが出来れば、間違ったお金の使い方をする可能性はとても低くなると思います。
まとめ:中小企業診断士試験の勉強をして良かったこと5選
とまぁ、試験結果が出るまでの暇つぶしで、こんな感じで良かったことを考えてみました。
診断士試験に合格するためには、例外もいるでしょうが、大体の人は数年かかると思います。
そう考えると、「それまでの勉強に費やした時間を浪費した」と考える人もいるかもしれませんが、そんなことなさそうですよ!
しっかり仕事や生活にも良い効果がでていますので安心してください!
今日はこれまで!
LECが気になる方はこちら!
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